総合満足度 5.0
投稿者:DAESUNGNAさん(女性・27歳・東京・会社員)
利用期間 |
6ヶ月(2013年6月〜2013年11月) |
受験資格 |
- 日本商工会議所簿記検定2級 2013年11月の試験を受験し、合格
- 当時25歳
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資格スクール選びで特に重視した点 |
- 知名度
- 友人が既に2級に合格しており、勧められたため
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※体験者による情報提供のため、現状と異なる場合がございます。最新の情報は公式サイトにてご確認ください。
何より、胸を張って簿記の大原をオススメできるポイントは、私の周りの友人が全員大原に通って2級を1発合格している点でしょうか。
更に同じく大原に通って、簿記から派生し会計の資格を取得している友人を見ると、本当にここに通って間違いなかったなと思います。
また、公認会計士でTACに通っていた先輩にも「資格をとりたいのなら大原に通うのが間違いないよ」と、他スクールに通っていた人からもオススメされました。
実際に通ってみて、大変満足していますし、クラスのメンバーの雰囲気もよく(これは私たちのクラスが特別だったようですが)先生との意思の疎通も非常によくとれていました。
また、勉強に集中できる設備や、講師陣がそろっています。自習室も足りなくなることはないくらいの座席数があります。(もちろん土日祝日も朝からあいています)土日に授業に通えるのも大きなポイントでした。
社会人だから、資格はとれないと、言い訳できなくなるくらい環境が整っています。もちろん、平日夜開講のクラスもあるので仕事終わりに受講することも可能でした。
また、自習室の存在は大きかったように思います。休みの日に、自習室に行くと、同じ資格を目指している人や、さらに難易度の高い資格を目指している人たちが多数でその中で勉強することによって、刺激をもらうことができました。
入ってみて分かったのは、講師陣のレベルの高さです。分からない部分はすぐに質問をしていたのですが、即座に答えが返ってきます。
また、それだけでなく私の弱点をすぐに発見してくださったので、ポイントを絞って効率的に勉強をすることができました。
分からないところがあれば、すぐに職員室へ行き先生に質問することもできるので、解けないストレスがありません。もちろん電話での質問もできるので、分からない部分があったらすぐに解決することができます。
色々と理由をあげたらキリがないのですが、簿記の資格を取得するための環境は完璧だとお伝えしたいです。総合的にみて、大原を選んでよかったと思えました。
大原を選んだ決め手は?
- 知人が利用していた・周りの評判
- 立地・場所の利便性
- スタッフが親切・親身だった
私が簿記講座を受講する数年前に、友人が2級を取得しており何度か2級取得を勧められていたのですが、音楽を主に勉強していた私にとって数字を扱うことに抵抗がありました。
しかし将来を考えた際にお金を正しく正確に扱えるということは、社会人の最低限のスキルだと思い、友人が実際に短期間で合格し、授業の分かりやすさを知っていたため、一度大原へ説明会に行ってみるのも悪くないと思い、足を運んでみました。
実際に授業をもっている講師の方に授業や資格について説明を受けることができました。簿記の知識や、合格した後のキャリアについて熱く語っていただいたけたのが好印象でした。
合格までの必要日数や、自分の環境(とれる勉強時間や、ライフスタイル)を細かく考慮しながら、話をしてくださいます。それは、実際に講師をされて、受験生を数多く見てきたから言える、実績に基づいた内容だからこちらも信頼して相談することができました。
無理に受講を推し進めるわけでもなく、簿記の重要性を非常に分かりやすく説明していただいたので、その日のうちに受講を申し込みました。
また、住んでいた家から学校が徒歩圏内だったため非常に通いやすかったのも、受講を決めたひとつの要因かと思います。どの校舎も駅から近いので、仕事帰りでも通うことができます。
夜も自習室は21時半まであいている校舎もあるので、家だと勉強しづらいけど学校であれば勉強もはかどる。という方にはオススメです。
他の資格スクールと比較・検討しましたか?
特に検討しませんでした。
理由としては、友人が大原に通って資格を一発合格で取得したことで安心感と信頼があったためです。
また、私自身が実際に先生と面談をしたことで、「ここに通えば間違いない」という確信が持てたため、他スクールに行く理由がありませんでした。
なぜ、独学ではなく、資格スクールに通おうと決めましたか?
これも同じく、友人が大原に通って最短の6ヶ月で取得している姿を見て、自分も大原に通おうと決めました。
もともと、こういった資格を独学で取得するより、自分への投資を行うつもりで、最短ルートで無駄なく資格取得をしてきたタイプだったので、独学ということは一切考えていませんでした。
講師 5.0
まず、簿記の大原を謳っているだけあって、講師の方々はかなり会計に精通している方々ばかりです。
何を質問しても、2級レベルの問題であれば即座に答えが返ってきます(現在さらに上級の資格を取得するために受講していますが、1級レベルの問題もどの講師の先生もすぐに答えてくださいます。)
先生に経歴を尋ねたところ、私の受講していた教室の先生は公認会計士でしたので、どんな問題にも答えてくださったのは、理解できました。
また、私は工業簿記原価計算の工場での流れがイマイチイメージできず、問題の意味を理解することも苦痛なときがありました。
そんな時、先生は絵や図を書いてあたかも私が、工場のライン製造の現場に立っていて、原価を計算しているかのように「問題文をイメージ化して、理解につなげる」作業を、質問のたびに行ってくださっていました。
それは、私が問題文を読みこんで理解するタイプではなく、イメージが分かれば問題を解くことができるタイプの人間だというのを分かってくださっていたからだと思います。
「この生徒には、この視点から解決方法を導き出そう」と、個々に対応してくださるのが本当に、私には合っていました。
また、先生は絶対にネガティブなワードを発することがないので、いつも励ましていただけました。もしかして試験までに間に合わないのでは・・・。というときでも、いつでも先生は叱咤激励してくださいます。
熱心に情熱を注いでくださった先生のおかげで、合格できたと思っています。
価格 4.0
総額 |
72,400円 |
内訳 |
- 入学金:0円
- 授業料:72,400円
- テキスト代:授業料に含む。
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※体験者による情報提供のため、現状と異なる場合がございます。最新の情報は公式サイトにてご確認ください。
「3級から学ぶ2級合格フルセット」こちらのセットの値段については、不満はありません。(むしろ、あれだけのサポートがついていれば、この値段は妥当かと思います)
ですが、たとえば仕事で授業を受講できなかった場合の、映像補講をする際1回につき500円発生します。セットの中に、授業料は含まれているのだから、別途徴収というシステムがあまりよろしくないかと思いました。
10回以上は、映像補講に行くことがあったのでそのたびにお金が発生しており実際は、このフルセット以上の金額がかかっています。
自習室は無料ですし、質問も無料(他のスクールは質問1回に対して徴収されるところもあるみたいです)なのでこれくらいは仕方ないのかとはおもいますが、回数が増えると、お財布が大変でした。
教材 5.0
2級の場合は少しイラストも入っていて分かりやすくなっています。でも、過度にイラストが入っているわけではないので、適度で見やすかったです。
また、教科書が(商業簿記A・B工業簿記A・B)の4冊に分かれていたので、持ち運びが便利でした。問題集も、授業がすすむにつれて難易度の高いものを渡されていくので、徐々にレベルアップしているのが分かります。最初から難しい問題集を渡されると、嫌なってしまうものですが、そんなこともなく良かったです。
また、宿題といいますか、授業で毎回要点をまとめた問題プリントを渡されるので復習のためにファイリングして、時間の空いたときに解けるようにしておきました。だいたい10分あれば解ける問題なので、スキマ時間を有効に使うことができました。
また、答練も本番のテストそのままのような問題なので、実力を十分に試すことができます。受講生の中には、授業は他のスクールに通っているけれども、答練のみ大原を受講している人もいたくらいです。
スクールの運営・サービス 4.0
補講システム |
映像補講(1回500円)や、音声補講(無料)でMP3のデータを自分のUSBなどに落としこんで、補講するような形でした。また、他校での振替授業も可能です。(講義のみ、一部模試などを除く) |
欠席補講のDVD |
DVDはありませんでした。映像補講(学校にて視聴)1回500円 |
自習室 |
はい。大原の他校にも自習室に行くことがありましたが、座れなかったことはないように思います。 |
※体験者による情報提供のため、現状と異なる場合がございます。最新の情報は公式サイトにてご確認ください。
運営スタッフのよしあしは、正直どこの校舎に行くかによって大きく変わるかと思います。私の通っていた校舎では、社員の方が対応してくださることが多かったので、信頼できる対応でした。
ですが、他の校舎だとアルバイトの方が多いところもあるので、映像補講の手続きに時間がかかったり(自分が通っていた校舎だとすぐに手続きが終わるのに、だいぶ待たされたり・・・)受付の対応も本当に、マチマチですが、全体的にはあまり嫌な思いをすることもなかったので、こんなものなのかな。と思っています。
分からないことがあると、直接先生に質問、電話、FAX、メール、郵送といった質問方法が可能でした。私は通学していたので先生に直接学校で質問するか、自習をしていて分からないところがあれば、電話をして質問をしていました。
自習室は、試験前は特に多くの自習室を開放してくださるので、せっかく行ったのに座れないということはありません。ホームページで今日と明日の自習室の空き状況をチェックすることができるので、便利でした。
資格スクール 全般 Q&A
どのようなきっかけで資格試験・講座受講に挑戦しようとしましたか?
仕事を探しているときに、友人の「簿記2級を取得すると、転職の際に大きなメリットになるよ」の一言で、簿記を取得しようと思いました。
その後大原を勧められ、値段も思ったより高くなく、でも6ヶ月間みっちり通えること、講師のレベルが非常に高かった(何を質問しても、すぐに答えが分かりやすく返ってくる点など。また、私が知る限りでは講師は公認会計士か税理士でした。)ことが起因して挑戦しようと思いました。
私が、一番資格をとろうと思ったのは、やはり「数字が扱える資格」という点でしょうか。
資格のスクールを今検討している人に、「選び方・比較ポイント」としてどのようなアドバイスをしますか?
簿記の取得に関しては、たくさんのスクールや通信講座があります。他のスクールの教科書やDVDも少し参考に見せてもらいました。
簿記という大きな論点ではどの教科書ももちろん間違った内容ではないのですが、「簿記2級合格」これに照準を絞って勉強するのであれば、ムダな勉強時間をつくらず最短距離で合格できたほうがよいと思います。
合格のために勉強するのであれば、大原の授業と、教科書、問題集やカリキュラムはかなりパーフェクトに近いものだと思います。
また、社会人になって資格を取得したいと思っている方が大方だと思うのですが、「勉強時間がとれない」「授業に通う時間が合わない」という悩みも、大原ならば解決してくれます。
なぜなら、平日は夜授業がありますし、映像補講も夜遅くまで視聴することが可能です。土日のカリキュラムもあるので、時間の融通がききやすいのです。
あとは、学校との相性もあると思うので、実際に近くの校舎に足を運んでみて、先生とカウンセリングされるのが一番かと思います。
「ここなら通ってみたい」と思える学校に出会えたならば、そこに通学してみるのがよいかと思います。
どのくらい勉強しましたか? また、どのようにその時間を捻出しましたか?
試験の半年前から、基礎講義を1週間に2日3時間3ヶ月程度受けました。その後、模試などが始まるのですが正直基礎講義の段階では、基礎問題集すらまともに解いていなかったです。本当はそれではいけないのですが・・・。
実際に本腰を入れ始めたのが、試験の1ヶ月前、本気を出したのが1週間前でした。試験の1ヶ月前は、1日3時間程度は勉強していたと思います。
最後の2週間〜1週間では食事をしているとき、歯を磨いている間も教科書片手に勉強していました。ですので、時間にすると8時間近くは勉強していたように思います。
私はギリギリになってエンジンがかかったので、あまり参考にならないかもしれませんが、地道に基礎講義の段階(試験の6ヶ月前)で、自主学習をしていればこんな焦って勉強することはなく、1日2時間(休日は4時間程度)のペースを保っていければ十分合格点に達すると思います。
授業で学んだことをどのように定着させましたか? 勉強方法で工夫した点は?
仕事柄、昼夜逆転になりかねない生活をしていたので、夜に仕事をして帰宅して、朝一番の講義(9時開始)に
通っていました。朝は一番頭がさえていますし、授業の内容もぐんぐん入ってきます。夜に勉強することはあまりなかったように思います。
ただ、記憶の定着は夜に勉強したものがより海馬に記憶として残されるので、暗記ものは夜寝る前にさらっと行っていました。(深く勉強しだすととまらなくなり、上質な睡眠の妨げとなるので、絶対に暗記しなければならない部分を小さいノートにまとめて読むようにしていました)
また隙間時間を利用して、髪を乾かすドライヤーの間に片手に教科書を持って音読をしたり、食事中は教科書の一部をコピーして食べながら、知識を入れていました(人前ではできないですが、自宅ではそうしていました)
また、適度な休息やストレス発散も大切だったので、少し煮詰まったら散歩をしたり一度勉強から離れていました。絶対にやってはいけないのが、お酒を飲むことです。
お酒を飲むことで記憶力が低下し、海馬に残っていたあまり必要とされていない記憶は消去されてしまうとどこかで聞いたので、お酒にだけは逃げないようにしていました。
海馬は何回も繰り返して、見たり聴いたりするものに対して記憶しようと、脳を整理するのだそう。なので、一度しか解いていない問題や、苦手な科目は何度も何度も読み込んで、記憶を定着させないと、覚えることはできません。
どうしても飲みたくなっても、そのせいで合格できなくなってしまうぐらいなら、お酒を我慢して試験が終わったあとに盛大に飲もうと心に決めて、禁酒していました。
モチベーションが下がったときの対処法は?
合格した後の自分のキャリアを考える。
また私の場合、試験が近づいたり思うような結果が出ないと、自分を過度に追い込んでしまうクセがあるので、適度に休憩をとったり学校から家までの行きつけの美容室で、ヘッドマッサージをしてもらっていました。そうすることで、頭のカチカチが和らぎ、焦りも落ち着いたので。
私は気持ちが負けそう・・・というのは、2級では経験しなかったのですが(1級では心が折れそうになりましたが・・・)気持ちが負けないようにするには下準備と入念なスケジュール管理が大事に思います。
また、負けそうなときというのは、成果が出ないときだと思うので少しでも自信がつくように勉強量を増やして苦手部分をつぶしていく(徹底的に)と、分からない問題が減ってきて自信がついてくると思います。
正直、スクールが作る公開模試や本番同様の模試は、多少難しく作られています。そこで、思うような結果が出なくても、あきらめずに頑張っていただきたいです。
この資格試験を取得してよかったと思うことはありましたか?
実際に、転職で「簿記2級取得者優遇」や業種によっては「簿記2級必須」という会社も多く見ます。また、大学が専門的な分野(音楽)だったので、数字を扱えるというイメージが皆無だったのですが、簿記を取得したおかげで、大学コンプレックスもなくなり、自信を持って面接に挑むことができました。
現在、音楽業界にいながら経理の仕事もできているので、非常に良かったと思います。実際に、採用の後に「音楽大学出身者から、応募はたくさんあったのですが、数字を扱えるという点で簿記の資格があったのは、採用のポイントになりました」という話もありました。
また、業務を始めてからも「売り上げ管理ができる人」という位置づけになるので、仕事も他の人よりやりがいのある業務を任されることも、多かったです。
そこで、更に自分のステップアップのために簿記1級の取得に励んでいます。まさか、音楽大学を卒業した頃には想像もしませんでしたが、今こうして簿記の資格をとって、入社希望の会社で業務ができています。
「簿記1級を取得すると更に世界が広がるよ」という先生の言葉を、実際に感じるため、本当に2級のときとは比べ物にならないくらい大変ですが、また、大原に通う日々をすごしています。