総合満足度 金利 手数料 セキュリティ サポート
5.05.0 5.0 5.0 5.0 4.0
良かった点
手数料がかからない
不満な点
お得サービスをあまり広告しない
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公開日:2014/12/21

総合満足度5.0 5.0

misokko1さん(女性・44歳・広島・会社員)
利用目的
  • 定期預金での貯金
  • 普通預金で出し入れを頻繁に行うための口座
  • 子どもの留学生活費を海外で引き出すための口座(子供名儀)
利用期間 9年6ヶ月(2005年5月〜現在) *2014年11月現在
ネット銀行選びで重視した点
  • 利便性
  • 手数料・維持費
現在利用している銀行名とその目的
  • 地方銀行 *主人給与振込口座
  • 住信SBIネットバンク *本人給与振込余剰資金ハイブリット預金及び送金用

※体験者による情報提供のため、現状と異なる場合がございます。最新の情報は公式サイトにてご確認ください。

新生銀行に口座を開設したのは9年前です。セキュリティの問題などのデメリットをふまえた上でも大きな魅力となったのは金利よりも各種手数料の無料部分です。

以下、3つのお勧めポイントです。

【その1】ほとんどのATM手数料が無料
24時間365日入出金手数料が0円、(郵便局、セブンイレブン、ファミマ、ローソン)これは旅行、ショッピングの自由度を増す事が出来ます。出先ですぐに現金を引き出せるので、お財布に大金を持ち歩かなくて良くストレスも減ります。

【その2】上手にATMを使えばT-pointもたまる
新生銀行はT−ポイントと連携し,毎月のキャンペーン登録は必要ですがe-netATMを使えばマックスで30ポイントを獲得できます。

【その3】振込手数料無料
銀行の手数料は増加傾向にあり、手数料をいかに払わずにすませるかという事は0.01〜0.05%しかない普通預金金利(1年定期でも0.3%ほど),利回りを血眼になって調べるよりもよほど効率がいい「お得術」です。

預金残額によって無料で振込が出来る回数は違いますが、余剰資金30万円以上ある方は30万円を新生銀行の仕組み預金「パワーステップアップ預金」(3年満期ですが、情勢により銀行が最長10年まで満期を繰り上げる可能性があります)に預け入れる事によって、月に5回まで、振込手数料がキャッシュバックされます。普通預金だけ保有の場合は振込手数料のキャッシュバックは月に1回です。

ただ、30万円を最長10年(最低3年)は動かせなくなってしまうので新規に口座を開設する場合は注意が必要です。

【あまりお勧めできないポイント】
新生銀行のみならずネットバンクは得てしてあまり周知をしないまま既存のサービスを中止する事があります。

振込手数料減免回数のサービスも以前は預金残高に関係なく月に5回は無料でした。新しく口座を作った方は、毎月の口座残高のお知らせもパソコンの画面でしか確認できません

新生銀行を選んだ決め手は?

  • 振込・引出手数料の安さ

決め手となったのは振り込み手数料が無料になる事です。
当時は銀行本支店での送金にも手数料がかかる地方銀行を使っておりましたので、預金金利は半年毎に数十円にもかかわらず、送金に数百円の手数料がかかる事に半ば憤りを感じていました。

そこで、ネットバンクだと送金手数料がかからない事を知り口座開設を検討しました。ただ、元々保守派の主人はセキュリティ等の観点から口座開設には消極的で、開設時には必要最低限の金額しか振り替えていませんでした。

半年程度たって,使い方に問題なく、ある程度の安心感を得られたのでその後は余剰資金を超短期2週間満期定期に預け入れるために,資金を移しました。

他のネット銀行と比較・検討しましたか?

私が新生銀行口座開設当初はまだ、ネットバンキングの知名度も低く、最も宣伝していたから、というのが正直な所です。郵便局で入出勤が可能、郵便局よりも金利がやや高かった事,当初は普通預金金利も新生銀行が若干高めだった事が決め手でした。

金利の高さ5.0 5.0

普通預金の金利 0.01%
定期預金の期間 1年(キャンペーン金利0.3%)
定期預金の金利 0.15% 2週間満期定期(自動継続) / 0.3% 1年(キャンペーン金利)

※体験者による情報提供のため、現状と異なる場合がございます。最新の情報は公式サイトにてご確認ください。

超短期定期預金です。2週間で満期、また自動継続なので急な出費があるかもしれない・・・という方や、まとまった資金はあるものの定期でずっと使えなくなるのは不安,という方にはぴったりです。

インターネット申込だと50万円以上から預け入れが出来ます。お金が必要になったときにネットバンキングの画面から「満期受取」への設定変更をすると,次の満期(2週間なので最長でも2週間以内)には普通預金に入金されます。

この定期の使い方としては、最低単位(50万円)を複数本作成する事です。満期日(曜日)をずらす事により緊急での出費に対応する事が出来ます。

また、同様に超短期の定期預金としては「東京スター銀行のスターワン1週間円預金」があります。新生銀行2週間満期定期と同じ年利0.15%で,こちらは最低預け入れ額が10万円、商品名の通り1週間で満期がくるので満期日を曜日でずらす事によって「普通預金と変わらない」使い方が出来ます。

振込は必要ない、ちょっとした資金はあるので上手にリスクを恐れず運用したいという人には、新生銀行よりも正直こちらがお勧めです。

手数料5.0 5.0

よく利用する手数料のパターン
ネット振込
  • 利用頻度:月に何回も振込する
  • 手数料:103〜308円
  • 条件:ステップアッププログラムのステージによります。 スタンダード(普通預金残高200万円以下)の場合,月1回は無料,それ以上は一回308円。 ゴールド(残額200万円以上か、仕組み預金30万円以上)の場合、月5回まで無料,それ以上の振込は一回206円。
ATMからの引き出し込
  • 利用頻度:月に何回もATMから引き出しをする
  • 手数料:ほぼ0円
  • 条件:24時間365日入出金手数料が0円、(郵便局、セブンイレブン、ファミマ、ローソン)

※体験者による情報提供のため、現状と異なる場合がございます。最新の情報は公式サイトにてご確認ください。

日本中、ほぼどこへ行っても手数料無料で引き出せるATMがあります。郵便局、コンビニはもちろん全都市銀行信託銀行4行(中央三井・三菱UFJ・住友・みずほ)、商工中金等など・・・。コンビニは24時間手数料無料ですので,外出、旅行の際に大金を持ち歩く事はなくなりました。「おさいふがわりにATM 」です。

週末に遊びに行く,外食に行くのも,お金がないから・・・という事もなく、以前は何かのために,と自宅に若干の現金を保管していましたが,それもなくなりました。空き巣の心配もなくなりました。

また,振込手数料の減免については,ネットオークションでの支払で手数料を支払わなくなった事も大きいです。

それ以上に現在便利に使っているのは、子どもの学校、塾や習い事の支払での利用です。

最近は学校の支払も口座引き落としが主流になってきています。毎月の支払口座は学校や塾が指定している場合が多く、あちこちに口座を作らなければならなくなりました。

以前は給料が出たらそれぞれの口座に現金入金していましたが、今は給料日に主人のお給料口座から生活費、その他支払費用を一括で引き出し近所のコンビニで則入金。

時間のあるときに自宅パソコンを利用し、新生銀行の口座から各銀行(ゆうちょ銀行も送金可能)口座へ振込を行なっています。(その口座から学校の指定日に引き落としが行なわれます)
毎月使う振込先は登録する事によって口座情報をいちいち入力しなくてもすみますので,資金の振り分けに使う時間は5分程度です。

一般的ではありませんが、日本で開設した日本円の口座のキャッシュカードを海外で使えます。(海外レート+2円程度の手数料)円預金を現地通貨で引き出せるので海外旅行、子どもの留学生活費等で利用しています。海外利用するためには利用申込、一日の引き出し限度額の設定(ネットで申込可能)、が必要です。

海外ATMで使用される都度にメールで連絡が入るので、不正使用がされたとしてもすぐに対処できます。

セキュリティ5.0 5.0

セキュリティ機能
  • ログイン時には口座番号、暗証番号(キャッシュカードと同じ暗証番号)、パスワード(ネットバンキングログイン用)が必要
  • セキュリティカードの指定文字を3つ入力して初めて個人ページに入る事が出来る

※体験者による情報提供のため、現状と異なる場合がございます。最新の情報は公式サイトにてご確認ください。

セキュリティカードが数年前から導入されました。一部ネット銀行ではキャッシュカードにセキュリティコードが印刷されていて一見 便利そうですが、やはり別カードの方が何かのときの安心感があります。

普段は持ち歩かずに、緊急時出先からネット操作で資金繰りが必要になったときのためにコードの記載された部分のみのコピーをお財布に入れています。このコピーだけ見た限りは,それがどこの銀行のセキュリティカードか分からないようにしています。

また、暗証番号、ログインコードなどは一定期間変更がなされていないとログインした際に注意喚起画面が出てきます。

注意情報を目安に暗証番号の変更をすれば良いのですが、一番怖いのが「どの暗証番号?」と自分で忘れてしまう事です。

防止のためには気まぐれに変更しない事なのですが、やり方の一つとして自分が最も覚えられそうなものを3−4種類程度用意し、それを短期間のうちにコロコロと変えて行く方法です。

ネットバンクはある意味自己責任で口座管理をしないとしようがないので事故を起こさないためにはセキュリティは自分でやって行くしかありません。

また、住信SBIは専用セキュリティソフトを配布しそれを口座保有者が自分のパソコンにインストールしてセキュリティ強化を図っています。

サポート4.0 4.0

サポート体制はとても丁寧です。住宅ローン,海外送金をのぞく問い合わせは基本24時間365日受け付けてくれます。口座情報なので本人確認は厳重です。

代理の人間の紹介には答えてくれませんが、本人確認後、その本人が依頼する形であれば電話をかわった代理人の質問にも答えてくれます。

通常の商品はペイオフの対象になりますので、1000万円までなら問題なく預け入れが出来ます。ただ、」一部仕組み預金では補償のないものもあるので,預け入れのときにはリスクを考える必要があります。

銀行としての評価となると難しい所です。格付けを見ると若干他の銀行よりも見劣りがします。信用を第一におくのならば、格付けのいい銀行を選ぶ事をお勧めします。

ネット銀行 全般 Q&A

ネット銀行・インターネットバンキングのメリットは?

1位 手数料が無料あるいは格安
2位 口座管理が自宅で出来る
3位 営業時間に縛られず取引が出来る

ネット銀行・インターネットバンキングのデメリットは?

1位 セキュリティ,ある程度は自己責任
2位 サービスのために一部資金が固定される
3位 通帳、やっぱりほしい時あり

どのようなきっかけでネット銀行を利用しようと思いましたか?

自宅から一番近い銀行まで車で15分かかりました。普段はキャッシュカードでの取引がほとんどで、地方銀行の場合、「ごとう(5、10のつく日)日」や給料日には長蛇の列が出来ます。ゆうちょのATMは比較的すいている事も多く,キャッシュコーナーに並ぶ度に憂鬱になっていました。

ネット銀行はATMがあちこち無料で使える。というのを耳にし、興味を持ちました。最初は郵便局で使う事が目的でしたが,コンビニATMと提携し24時間使えるようになると格段に使いやすさがアップしました。

振込手数料も最初はあまり気にしませんでしたが、ネットショッピングをする機会が増えるとともに便利さを感じています。金利よりも時短、それまで払っていた手数料を払わなくする。というのがきっかけです。

「ネット銀行の選び方」としてどのようなアドバイスをしますか?

まず,目的を明確にする事です。

「現金を持ち歩きたくない」=「無料で使えるATMが多い事」
「ネットオークション(出品でも購入だけでも)」=「振込の手数料が無料(安い)、個人ページで振込状況がすぐに確認できる(取引のタイムロスをなくせる)」
「手持ち資金は多くないけどちょっとでもお得に」=「短期の満期定期」
「暫く(数年単位)使わないお金を有利に運用したい」=「固定金利で金利のいい商品」
「住宅ローン借り換え」=「保証料の減免や繰り上げ返済の手数料のかからない銀行」
などなどです。

お金の感覚は個人によって様々です。ご自身と家族の考え方で同じ金額でも預け方はかわってきます。その目的を明確にすると,自然に自分のライフスタイルにあった銀行(ネットバンクにしてもそうでなくても)を見つけやすくなると思います。

ネット銀行をどのように活用していますか?

現在は家族名義の新生銀行口座と、本人名義の住信SBIネット銀行の口座を保有しています。

給与口座は地方銀行のため,家族の給料日以降クレジットカードの決済金以外の資金は新生銀行に移します。(地銀ATMと郵便局ATMが並んでいるショッピングセンターなどで,引き出しと預け入れをすぐにし、現金持ち歩きをしないようにしています。)生活費も含め、提携ATMからの引き出し手数料は無料ですので「必要なときに必要なだけ」現金を引き出しています。

新生銀行は振り込み手数料月5回まで、住信SBIは3回まで手数料無料です。今までの我が家の例で言うと、一番多いときの振込回数は月5回,平均して3−4回です。

先ほども申し上げましたが,現在便利に使っているのは、子どもの学校、塾や習い事の支払での利用です。最近は学校の支払も口座引き落としが主流になってきています。毎月の支払口座は学校や塾が指定している場合が多く、あちこちに口座を作らなければならなくなりました。

以前は給料が出たらそれぞれの口座に現金入金していましたが、今は給料日に主人のお給料口座から生活費、その他支払費用を一括で引き出し近所のコンビニで則入金。

時間のあるときに自宅パソコンを利用し、新生銀行の口座から各銀行(ゆうちょ銀行も送金可能)口座へ振込を行なっています。(その口座から学校の指定日に引き落としが行なわれます)

毎月使う振込先は登録する事によって口座情報をいちいち入力しなくてもすみますので,資金の振り分けに使う時間は5分程度です。

新生銀行の口座にある程度(50万円)たまったら2週間満期定期への預け入れを行なっています。また、年に1、2度(ボーナス時期)にキャンペーン金利で1年定期の募集をしています。このキャンペーン金利だと,年利0.3%など、他行の金利のいい商品と同程度になりますので、余剰資金があれば活用しています。

余談ですが、住信SBIの口座に入金される「定期自動入金サービス」便利そうですが,私は使っていません。
5日、27日に他行の口座から住信の口座に自動的に振替を行なうサービスで,手数料は無料です。一見便利そうなのですが,引き出した後、住信の自分の口座に入金されるまで4日間,なぜかブランクがあります。つまり自分のお金なのに4日とはいえ使えない日が出てきます。

自分で銀行を歩くよりは,と考える方には便利かもしれませんが、ちょっと納得できないサービスだと思っています。これが,振替を即日で行なってくれるようになれば,是非使いたいと思います。

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