• 知名度が高く信頼できる

時代の背景として、オーネット社はメディアミックスの広告展開をされており、他社と比較し世間的認知度が群を抜いており、「婚活をする＝オーネット」の図式が成立する程の社会的信頼と知名度があった。結果、必然的に、「結婚相談所に足を踏み入れるなら、まず同社へ」との流れに。

また、個人的には、大学・大学院時代を過ごした街に本社があり、「周囲の風景に溶け込おり、違和感がない」企業として学生時代から本社周辺の雰囲気を熟知していたため、壁を感じることなく、入会相談に出かけることができたため。

世間の潮流を過剰に意識せず、ご自身が不安を感じることなく訪れることのできる企業を選ばれるのがよいのではないでしょうか（登録後も、折にふれ相談員の方々と接しておくことが、更なるサービスを知るきっかけにもなるため）。

私の場合はパンフレットを取り寄せ、費用の面から「お得」なサービスを提供してくださる会社を選びだす等の比較検討は全く行いませんでした。

オーネット社の認知度が非常に高かったため、「結婚を考えるなら、まず同社に出向くのが筋だろう」と思わせるだけの会社規模・社会的信頼が同社サービスにはあったためです。

他社への登録を考えることがあるとしたら、オーネットにて相談をし、何らかの違和感を「万が一」感じるという思いがけない事態が生じた際、と決めていました。

活動の結果として希望条件に合う方と出会うことができ、結婚に至ったためです。
　

生まれ育った街を同じくする同年代の方で、しかも考え方の近い方（＊私の場合の希望条件は、自分自身が環境問題に取り組む市民団体の活動に参加していたため、そうした社会参加に理解のある方を希望。

結果として、自らの所属する環境NGO内に条件を満たす方を見出すことができ、「近隣に暮らし、価値観を同じくしながら出会うきっかけのなかった“つながらない縁”をつなげてくださった」のが結婚相談所と感謝しています。

私は小学生時代から心臓疾患を抱えており、大学院を卒業し新聞社での激務にさらされるなかで更に病状を悪化させていました。「身内に病気に悩む人を抱える苦しさ」は誰もが知ることですので、通常のお付き合いをしたとて、病状を明かせば、それで全て終わるのが常で、その度に私自身の心にも傷が残りました。

それを避けたいがため、エントリーシート記載時点で「私が生涯抱えてゆかねばならない病気につき、理解のある方」を、価値観の合致と合わせ希望していました。

結果、お会いする皆さんに、その度に自身の病状を説明する精神的苦痛から解放され、お相手の方も「結婚して初めて夫の抱えるハンディを知る」という落差が生じることがなかった点が大きなメリットと思います。

また、私は新聞記者であり、どうしてもマスコミという業種は同業他社につながりが限られ、また、そうした各メディアは仲間である以前にライバルですので、友情やまして愛情を育む環境ではなかった点も入会の決め手でした。

最初から「どの会社の何というサービスに入会する」と決めておくことは避けた方が賢明ではないかと。結局のところ結婚相談所は、エントリーする際のみならず、頻繁に足を運び、運営スタッフの皆さんともイベントでお話をすることになるため、何度か相談所を訪れ、会社の雰囲気・相談員の方の年齢構成や性格に納得できる心地よい空間を選ばれるのが、（時として）長きに渡る婚活時期を過ごすにあたり、ストレスフリーな時間を生きるのに大切と考えるためです。
　

最初に相談所を訪問する際は、入会する・説明を聞くという事務的な面でなく、「この空間（サークル）の空気に自分は合っているだろうか」を見極めることのみを意識におき、数社まわってみてから最も心地落ち着く相談所に定めるのが、入会後の活動の際にご自身の心的負担を減らすことにもつながると思います。

まずは「筆まめ」な方。入会後、毎週十数通のお手紙が、「お互いに相手に対し関心がある」皆さんから届きます。それら全てに対しお返事を書き、希望される方とはその後長きに渡り「文通」をする場合もありますから、文章を書く時間を苦痛と思わない・礼節をわきまえたお手紙を書くことができるのは最低条件と思います。
　

多彩なイベントが行われる点を考慮すると「ご自身のパーソナリティを自己認識されている」ことも重要です。「自分はこうした人であるから、この手の催しなら楽しめる」と判断できなくては、せっかく主催側が用意してくださる楽しい時間の数々も十分に満喫できない結果に終わるのでは、と思います。

更には「これだけは譲れないという、お相手に対する絶対条件をもっている方」は、膨大なデータベースからお相手を選ぶことのできる相談所は一助になると思います。

私の場合は「自身が参加する環境保護のための市民活動に理解・共感してくださる方」を希望していましたので、通常の生活・会話では割り出すことの不可能なこの条件をデータから引き出してくださった結婚情報サービスは有意義であったと言えます。