総合満足度 アドバイザー 求人件数 希望に沿った求人
4.04.0 5.0 5.0 5.0
良かった点
求人数と絶妙なマッチング
不満な点
担当者ごとにスキル差がある
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公開日:2015/02/04

総合満足度4.0 4.0

kmt3352さん(女性・37歳・転職1回目・東京)
利用期間
  • 8ヶ月(2012年4月〜2012年12月)
  • 当時35歳
職種
  • 転職前:広報
  • 転職後:人事
転職活動の結果 リクルートエージェント経由で決まった
人材紹介会社で重視した点
  • アドバイザーが親身・対応が良い
  • 求人案件が希望と一致している
他の人材紹介会社の利用経験 パソナキャリア、DODA、アデコ、コンコードエグゼクティブ、Keep in touch *2012年4月〜2012年12月

※体験者による情報提供のため、現状と異なる場合がございます。最新の情報は公式サイトにてご確認ください。

既婚、子供ありでの転職につき、活動が難航することが予想されたため、多様な職種・業界で実績の多いこちらの会社へ登録しました。

組織が大きいため、担当者のスキルは玉石混合と覚悟していましたが、一方で優秀な担当者が出産後も働き続ける環境が整っていたようです。担当は、私と同じ30代のママ。女性として先輩ママとして、自分と同じ視点で仕事を紹介してくれたことは心強かったです。

他にも5社ほど登録していましたが、こちらでは私の性格や雰囲気なども考慮し、仕事内容や希望だけではない本当の意味でのマッチングを行っていただいたと感じています。(複数の面接先で、「弊社の雰囲気に合いますね」という言葉をいただきました)

残念だったのは、前述の通り担当者ごとのスキルに開きがあること。
そして、面接前の対策は本人任せ、各社ごとの対策についてもあまり情報を持っていないケースが大半です。

特にキャリアの浅い登録者には、経験の乏しい若手の担当が振り分けられるため、お勧めできません。この会社に関して言えば、ある程度実績を積み、担当者に「サポートに値する」と思わせるPRが自然にできるくらいの方が向いていると思います。

私の時は、担当されていた方が途中で産休に入ってしまい、急きょ別の担当(男性)に変わったのですが、内定先へ手荒な連絡をしていたようで、結局辞退することになってしまいました。もう1社内定を得ていた企業へ転職しましたが、後味も悪く、希望条件などもう少し比較して転職できればよかったです。

リクルートエージェントを選んだ決め手は?

  • 質が高い求人・情報量が多い・多そう

業界ではなく、職種で転職先を探していました。
既婚で子持ちというハンディもあり、転職が難航することが予想されたため、できるだけ多くの案件を見たいと思っていました。

このため、多様な業界・企業からの求人情報を持っていること、特にワークライフバランス転職の実績を持っていることを軸に紹介会社を選びました。

他社と比較・検討しましたか?

他にも5社ほど登録をしていました。(パソナキャリア、DODA、アデコ、コンコードエグゼクティブ、Keep in touch)

転職活動が長期にわたることが想定されたため、強みが異なる複数の会社へ登録しました。

当初は8社ほど登録していましたが、活動を続けながら、途中で見切る会社か否かを見極め、上記が残りました。何度か別人の選考結果を送ってきたネオキャリアなどは、登録から1週間程度で登録を解消しています。

質はともかく、粘り強く案件を探し出してきてくれたパソナ、切れ味の悪い担当が多いながら、リクルート同様案件の多いDODA、紹介数は少ないものの、面接対策や企業情報の提示など、選考通過に向け徹底サポートをしてくれたコンコード、Keep in touchは、私のために企業と交渉してポジションを準備してくれました(ただし、個人経営のため、多忙時は音信不通に)。

求人紹介という同じく括りながら、紹介会社によりアクションが全く異なるのが印象的でした。

実際に使用して、リクルートエージェントの強みは?

国内最大規模の紹介会社としての案件数と実績が最大の強みだと思います。
担当のスキルは玉石混合ですが、業界ではいわゆる大手の老舗なので優秀な担当者も他社より多い印象でした。

私の場合、たまたま職種ベースでの転職活動だったので、他の職種はよく分からなかったのですが、当時は業界問わず、営業の求人が多いと担当の方が話されていました。業界でいうと、当時全盛だったゲームコンテンツ会社やIT企業の求人(GREEなど)が多かったです。これはリクルートのみならず、他社でも同様でした。

リクルートは、業界というよりも企業風土×登録者の人柄も含めてのマッチングだったので、金融出身の私にアパレルや流通の求人が来たこともあり、自分としては新しい発見でした。パソナは、子持ちの女性としてちょっとためらうような、アダルトコンテンツ制作やナイトワークの会社を何度か紹介してきたことがあり、そうした企業からのオーダーもある会社なのだなと感じました。

なぜ、リクルートエージェントの利用をやめましたか?

同社からの紹介により、就業が決まったため。現在も同じ会社で就業中です。

1社目の内定が出た時期に担当者が産休に入り、ご自宅からお祝いのメールをくださいました。
結局こちらは辞退し、2社目の内定企業へ転職することとなりましたが、丁寧な対応が嬉しかったことを記憶しています。

当面転職の予定はありませんが、次回転職を検討する際には、またこちらのサービスを利用したいと考えています。

アドバイザーの対応5.0 5.0

アドバイザーの性別と年齢 女性(30代後半)
親身な対応だったか? はい

まさに「エージェントの妙」というべき対応。

私を担当してくださった方は、年代も近い自分と同じ働くママでした。希望年収や条件を聞く前に、まず「今後どう働くのが自分にとってハッピーか」「そのためにどんな環境=企業が望ましいか」を考えてくれたのが印象的でした。

他の紹介会社が、私の古巣である金融業界の求人や、年収の高い(=マージンがたくさん取れる)案件を多数紹介してきた中で、リクルートだけは、流通やアパレルなど自分にとっては変化球の案件を紹介してくれました。いずれの企業も、多少年収は下がっても前述の軸を満たし、かつ私の思考や雰囲気に合う企業です。

希望年収や条件だけをベースに紹介するのでは、一般公募と何ら変わりはありません。面接へ出向いて「私に向いている企業」と毎回感じた、絶妙なマッチングだったと思います。

求人件数の豊富さ5.0 5.0

リクルート、パソナ、DODAに関しては、紹介求人数はほぼ同数でした。一度にたくさんという感じではありませんが、1社書類落ちしたら数日後にはまた別の会社…とコンスタントに紹介があり、満足のいく紹介数だったと思います。

いずれも紹介数が多いのは大手ならではですが、パソナは、怪しい会社の求人も多く含まれ、時折不信感を感じたこと、DODAは紹介企業の選定軸に統一感がなく、やみくもに紹介してきている印象が否めませんでした。

希望に沿った求人の紹介案件数5.0 5.0

転職活動の結果 リクルートエージェント経由で決まった
年収の変化 40%年収ダウン
職種
  • 転職前:広報
  • 転職後:人事
特に譲れなかった条件
  • 既婚、子供ありでの転職だったため、ワークライフバランス転職の紹介実績がある

最初の面談では、担当の方と今後の働き方、ひいては生き方についてもお話ししました。

紹介の際には、なぜその企業を紹介してくれたのか、上記を踏まえた明確な軸を提示してくれました。
(「○○さんの××という考えに、同社の△△といった企業風土が適していて活躍できると判断した」など)

内定が出た企業は、元々希望条件に沿わなかったものの、担当者の言葉に納得して応募を決意した企業。
働く上で不安な点があって相談したところ、その企業で働くご自身の知人にリサーチをして、生の声として聞かせてくれたこともありました。

現時点での希望と異なっても、常に私の価値観やライフスタイルを俯瞰して見てアドバイスをしてくれた点で、非常に満足しています。

人材紹介 全般 Q&A

そもそも転職をしようとした理由は?

前職はかなりのハードワークで、時間の面でも体調面でも、ワーキングマザーとしての勤務続行が困難でした。また、人事制度が毎年大幅に変更され、昇格などのルートを都度見直していたため、5年後10年後のビジョンが捉えられなくなっていたことも転職理由です。

結婚や出産を経ても、全力で仕事に奔走する女性も多いのですが、自分は多少年収が落ちても、子供が小さい今は、少しブレーキが必要な時期だと判断しました。

前職では子育て中の女性社員は「活動休止中」という扱いで、昇格も実質ストップでした。転職先では、今後子供の成長とともに仕事の比重が増えたとき、仕事の幅を広げられる(ことが認められる)実績を、地道に積み上げることが必要だと思っています。また、そうした努力が認められる環境も、自ら周囲に働きかけて作ることができればと考えています。

どのようなきっかけで人材紹介会社を検討しようと思いましたか?

30代の自分が応募できる求人が、そもそも一般の求人サイトには少なかったこと。
初めての転職だったこともあり、プロの視点から自分の市場価値を図りつつ、希望に合った会社を見つけていきたいと感じたことが理由です。

アドバイザーからのアドバイスで、特に役立ったことはありますか?

人柄がわかるエピソードを盛り込んでくださいというアドバイス。

こちらの担当の方は、私の人物面と企業との相性という点も加味して企業の選定をしてくれていました。このため、先方の人事担当者が、「自社に合う人材」と感じるような話題が必要でした。

希望職種が管理部門で、同じ世代の候補者と比較するとスキル面ではほぼ横並びになるため、他の候補者から一歩先に出る意味で、このアドバイスは大変有効でした。

人材紹介会社を今検討している人に、「人材紹介会社の選び方・比較ポイント」としてどのようなアドバイスをしますか?

初めての転職であれば、まずは大手2〜3社+希望職種・業界に強い1〜2社への登録をお勧めします。

初回の面談で、現時点・今後紹介できる求人件数の確認と、自分の印象について聞いてみてください。(相手のマッチングスキルが分かります)

人材を送り込めばマージンが発生するという特性上、紹介会社にとって「お金になる」候補者かどうかは重要なポイントです。紹介があったら1社応募してみて、対応内容から、自分がどの程度手をかけてもらえそうか探っていきます。最初から相性の良い紹介会社に出会えるとは限らないので、探りつつ、場合によっては見切りをつけて別の会社へ登録するのも良いと思います。

また、希望職種や業界に強い会社ですが、私はイーキャリアFAというスカウトサイトも利用していました。
様々な人材紹介会社からお誘いが来ますが、質の良くない会社が多かったです。こうしたサイトを使うのも一つの手段ですが、できれば自分で検索して探した方が、納得のいく紹介会社に出会えるのではないかと思います。

人材紹介会社はどんな人におすすめできると思いますか?

転職回数が2〜3回までの人。
転職回数が多い人は、よほどのエグゼクティブでなければ門前払いになってしまうことが多く、求人元の人事担当も必然的に候補から外してくるので、と複数の会社で言われました…。

また、紹介会社に対しても自分を売り込んでいく必要があるので、ある程度キャリアを積んだ方の方が、実績や経験を前面に出しやすいのではないかと思います。

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