私がオンラインスクールを選ぶにあたって重要視したのが、講師達の出身国と価格についてでした。DMMでは多くのオンラインスクールとは違い、世界60ヶ国の講師陣の授業を受けることが出来ます。

「フィリピンという一つの国だけにこだわることなく、様々な国の人々と話がしてみたい」、「World Englishesを身に付けたい」、「まったく自分たちとは異なる文化にふれてみたい」と思っていたのでDMMの講師達は魅力でした。

また価格に関しても私が始めた当時はまだ、毎日25分のレッスンを1コマ受けて、月3950円でした。（現在は1000円値上がりしています）この価格破壊ともいえる安さも、あくまで自己啓発・趣味として英会話を始めたかった私にぴったりだと感じました。

さらに深夜帯に授業を行っていないスクールも多い中、DMMでは24時間開講していることも良い点だと思います。

私の場合ほぼフルタイム勤務で、更に小さな子どもがいるので、レッスンは子どもたちが寝静まった後でないと受けるのが難しいこともあります。お気に入り講師の中には深夜帯にクラスをオープンしている方も何人かいらっしゃるので助かっています。

DMMに入会する前に、いくつかのオンラインスクールの体験レッスンを受けました。その際に比較したのがレアジョブと産経オンラインです。

両者ともに学歴選択やGCATなどDMMにはない魅力もありましたが、やはり講師はフィリピン人のみ。色々な国の人々と会話が出来るようになりたい私には不向きだと感じました。

そして体験レッスンを受けて決定的だと感じたのは、他社ではウェブカメラを使用しない講師がいたことです。

DMMではカメラは常につけて顔を合わせて会話することが出来ます。回線状況が悪く、改善の為に途中でカメラをオフにすることはありますが、ウェブカメラは必ず付けてのレッスンが基本です。

ですがレアジョブではそれが出来る講師と出来ない講師に分かれていました。まだ英語レベルがそれほど高くない私にとっては身振り手振りで話をして何とか伝わる事もしばしば・・。カメラが無いと通じないことも多々あります。

正直、顔が見えない相手と話す25分は非常に長く感じました。これがレアジョブを選ばなかった理由の一つです。

私の最終的な目標は「外国人とも臆することなく流暢な英語で会話できるようになる事」、「大好きな海外ドラマを字幕なしで見ることが出来るようになる事」です。

この目標を達成するにはスピーキング力とリスニング力の強化が不可欠だと感じています。

私はDMM英会話に入会して9ヶ月ほどになりますが、年末年始などDMM自体がお休みの日や体調が著しく悪い日を除いて一度もレッスンを欠かしたことがありません。そのおかげなのか、少しずつ効果が現れているように思えます。

例えば私の趣味の一つは海外ドラマを見る事なのですが、俳優たちの会話が聞き取れることも多くなってきました。字幕を見るよりも英語そのままで頭に入ってくるようになったのが実感できます。（もちろんまだまだ字幕が必要ですが）

私の目標は「めざせTOEIC何点！」のように数字としてはっきりとわかる目標ではありませんが、講師との会話にしても以前よりもスムーズに話が通じることが多くなってきたことから、目標に近づいているんだと感じられます。

DMMの教材を使ったレッスン前の予習をするのはもちろん、その日のレッスンをチャットや講師が残してくれたレッスンノートを見ながら復習しています。

またDMMとは別に教育テレビなどの別教材をお昼休みや空いた時間に使用して出来るだけ英語にふれる時間を増やすようにしています。

その日のスケジュールによって違いますが、勉強時間はレッスンを除いて1日1〜2時間程は時間をかけています。

フリートークが多いと感じれば文法・発音マテリアル重視に変更すれば良いし、聞いてばかりで会話する機会が少ないと思えば積極的に発言できる内容のマテリアルを選べばよいだけに思います。

DMMにはそれだけの教材が多数揃っています。自分のウィークポイントをしっかり把握できそれにあったマテリアルを選ぶことが出来れば、結果は身についてくると私は思います。

また「受け身の授業をしていては、いつまでたっても上達しない」という点は常に感じています。

講師が話すことをただただ聞くだけ、マテリアルを淡々とこなしていくだけでは、おそらく何年たっても今のレベルと変わらないと思います。自ら文章を作成したり、少しでも疑問に思った点を確認したりすることが上達への近道だと考えています。

DMMでは生徒が口コミを講師ページに残すことが出来ます。これは実際に授業を受けた生徒のみに与えられた権利で誰もが残せるわけではありません。

どこのオンラインスクールにも講師ページには運営側からの紹介コメントがあります。学歴や経歴などはそれで確認することが出来ると思いますが、講師の人となりまではわかりません。

いくら運営側が「優秀な」、「おだやかな」、「気さくな」など講師の人柄を表す良い言葉を並べていても、実際にレッスンを受けた人からのコメントは「不機嫌そうだった」、「早口すぎた」、「あくびばかりしていた」など悪い評価しかついていないことも多々あります。

私は新しい講師のレッスンを予約する際には、必ずこの生徒によるコメント欄、プロフィールビデオをチェックするようにしています。

特に生徒のコメントは正直です。このコメントを確認して予約をすると、あまりハズレ講師にあたることはありません。

またGOOD数も重要です。これも実際に授業を受けた生徒が付けられるシステムになっていて、受けた授業が良ければ講師にGOODを付けることが可能です。

お気に入り生徒数が多いのに、GOOD数が少ない場合は授業に不満を抱える生徒が多かったり、授業を頻繁には開講していないことが考えられます。

オンライン英会話を検討する際に、まず「自分がどうなりたいのか」にスポットを当てて考えると良いと思います。

ネイティブのような発音を身に付けたいのか、TOEICや英検などの資格を取得したいのか、会社で使用するのであれば取引相手や会話相手の国籍はどこか・・・などです。

オンライン英会話は数多くありますが、それぞれに色んな特色があります。DMMのように世界各国の講師が集まるスクールもあれば、フィリピン人のみ、ネイティブのみといったスクールもあります。

やみくもにネイティブだから良いとか、低価格だから良いといったことではなく、自分の目的、ライフスタイルに合ったスクールを選ぶことで、目的も達成でき、長く続けられるのだと思います。